「40代からキャリアコンサルタントを目指すのは遅い?」と思っている方へ、答えはノーです。
キャリアコンサルタントは国家資格であり、年齢制限はありません。
むしろ40代の豊富な社会経験は、資格取得後の大きな強みになります。
この記事では、キャリアコンサルタント資格の取り方を、受験資格・費用・勉強法の順に解説します。
キャリアコンサルタントとはどんな資格か
キャリアコンサルタントは、2016年に国家資格となった比較的新しい資格です。
働く人や就職・転職を考えている人が、自分らしいキャリアを歩めるようにサポートする仕事です。
ハローワーク・企業内・学校・転職支援機関など、活躍の場は幅広くあります。
資格を持っていないと「キャリアコンサルタント」と名乗ることができない「名称独占資格」でもあります。
受験資格を得るルートは2つ
キャリアコンサルタント試験を受けるには、次のどちらかを満たす必要があります。
- 厚生労働大臣認定の養成講習(150時間)を修了する:未経験から目指す場合はこちらが基本ルート
- キャリア相談の実務経験3年以上:人事や就労支援などで相談業務の経験がある方向け
これから初めてキャリアの勉強をする方は、養成講習の修了を目指すのが現実的です。
働きながら学べるよう、週末開講や夜間開講、オンライン受講のコースを設けている機関も多くあります。
費用の目安と「最大80%戻る」給付金
養成講習の受講料は30万〜40万円程度が相場です。
決して安くはありませんが、多くの講習は専門実践教育訓練給付金の対象になっています。
- 講習を修了すると:受講料の50%が支給
- 資格を取得して就業につながると:+20%
- 賃金が受講前より5%以上上がると:+10%(2024年10月からの拡充)
合計で最大80%。実質負担が数万円台まで下がるケースもあります。
受講開始前にハローワークでの手続きが必要なので、講座を決めたら早めに問い合わせてみてください。
養成講座はどう選ぶ?
代表的な養成機関には、リカレント・日本マンパワー・ヒューマンアカデミー・LEC・資格の大原などがあります。
それぞれ費用・学び方(通学かオンラインか)・サポート体制に特徴があります。
選ぶ際は、通いやすさ・学習スタイル・費用・合格率を総合的に比較することをおすすめします。
主要7社の受講料と特徴は養成講座おすすめ7社を比較【2026年版・費用と選び方】で詳しく比較しています。
私自身がスクールを選んだときの体験は養成講座を選んだ理由【体験談】にまとめています。
試験の内容と合格率
キャリアコンサルタント試験は「学科試験」と「実技試験(論述・面接)」の2つで構成されています。
学科試験はマークシート形式(100問・70点以上で合格)で、キャリア理論・カウンセリング理論・労働関係法令などが出題されます。
実技試験の面接では、実際にロールプレイ形式のカウンセリングを行います。
試験実施団体によって合格率は異なりますが、学科・実技ともに50〜70%程度が目安です。
養成講座をしっかり修了した方であれば、十分に合格を狙える水準です。
詳しい難易度は試験の難易度・合格率を徹底解説で紹介しています。
40代が働きながら勉強するコツ
養成講座の受講中は、授業の予習・復習に加えてロールプレイの練習が必要です。
隙間時間を活用してテキストを読み進め、週末にまとめて復習する習慣を作ると無理なく続けられます。
同じ養成講座の仲間と練習し合うことで、面接試験の対策にもなります。
「一人で抱え込まずに仲間と一緒に学ぶ」姿勢が、40代の資格勉強を続けるコツです。
具体的な勉強法は学科試験の勉強法と実技試験の対策で詳しく解説しています。
まとめ:まず教育訓練給付金の対象かを確認しよう
キャリアコンサルタント資格は、40代の社会経験があるからこそ活きる資格です。
まず気になる養成講座が教育訓練給付金の対象かを確認し、費用の負担を減らす方法を調べましょう。
資格取得への一歩は、自分のキャリアを大きく変えるきっかけになります。



