Career & Life40代女性のキャリアと暮らし
キャリア・転職

2026.04.14

キャリア・転職

仕事を辞めたいと思ったとき、私がしたこと

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「辞めたい」と思いながら、10年が過ぎた

仕事に悩む40代女性のイメージ

正直に言います。

私は長い間、「この仕事、合わないな」と思いながら働き続けていました。

辞めたいと思った理由は主に2つ。職場の人間関係と、お金が足りないことです。

どちらも、日々の生活に直接影響する切実な問題でした。

キャリアのない自分が辞めても、他に雇ってくれる会社はないかもしれない。

今の会社でも生活はギリギリできている。

何より、辞めたら他の人に迷惑をかけてしまう。

そんな気持ちが絡み合い、踏み出せないまま、気づけば10年が経っていました。

一番つらかったのは、子どもに見せてしまう「顔」だった

人間関係のストレスで一番こたえたのは、子どもへの影響でした。

子どもにとって、親は一番身近な大人です。

その大人が毎朝、暗い顔で仕事に行く。

家でもため息が増え、愚痴をこぼすことも増えました。

「行きたくないな」という気持ちが顔に出てしまっていたと思います。

子供には未来に向けて期待を持って社会に出てほしいのに…

「仕事って辛いものなんだ」「大人って大変なんだ」と思わせてしまっているかもしれない——そう気づいたとき、本当に胸が痛くなりました。

なぜなら仕事は本来とても楽しいものだから。

子供には働く楽しさを知ってほしかったのです。

お金の面でも、余裕がない分、子どもたちに我慢させてしまうことが続いていました。

「もっとしてあげられたら」という罪悪感が、ずっと心の中にありました。

まず、ハローワークに相談しに行った

「このままではいけない」と思い始めたとき、最初に足を向けたのがハローワークでした。

転職するかどうかも決まっていない、何がしたいかもわからない。

ただ「今の仕事が辛い」という気持ちだけを抱えて、相談窓口の扉を開けました。

相談員の方は、最初から転職をすすめるということはありませんでした。

今の仕事の状況、家族のこと、何が一番辛いのか、自分自身がどうしたいのか——ひとつひとつを丁寧に、ゆっくり聞いてくれました。

誰かにじっくり話を聞いてもらう経験が、これほど気持ちを楽にしてくれるとは思っていませんでした。

「話す」だけで、頭の中がだんだん整理されていく感覚がありました。

結局、5回ほど通いました。

相談に行く前の私は、自分がどうしたいのかがまったくわかりませんでした。

「今のまま妥協して続けるのが一番安全なんだろう」——そう思い込んでいたのです。

でも相談を重ねるうちに、少しずつ「自分が目指したいもの」が見えてきました。

そして目指しているところがわかると同時に、話を聞いてもらったことで今自分がどこにいるのか、ということも理解することができました。

このままじゃだめだという実感が強くなり、「一歩踏み出してみよう」と思えるようになりました。

そして、キャリアコンサルタントの学びへ

ハローワークで相談を重ねる中で、私は少しずつ「自分がどうしたいか」を考えるようになりました。

そして今、キャリアコンサルタントの資格取得に向けて勉強しています。

人の話を聴いて、その人が自分らしいキャリアを歩む手助けをする仕事です。

ハローワークで相談員の方に話を聞いてもらった経験が、この選択につながっています。

今振り返って——もっと早く辞めればよかった

正直に言うと、もっと早く辞めればよかったと思っています。

嫌だと感じながらも続けた10年間。

その仕事は、出世や成長がほとんど見込めないものでした。

キャリア形成において、30代は特に重要な時期だと言われています。

その10年間を、自分の可能性が広がらない環境で過ごしてしまった——今になってそう感じることがあります。

もちろん、その時間がまったく無駄だったとは思いません。

育児の経験も、働き続けた経験も、今の自分を作っています。

でも、違和感を感じたら、もっと早く動いてよかったというのが正直な気持ちです。

仕事に違和感を感じているあなたへ

もし今、「この仕事、なんか違う」「毎朝会社に行くのが辛い」と感じているなら、その感覚を無視しないでほしいと思います。

私がおすすめしたいのは、キャリアコンサルタントに相談してみることです。

転職するかどうか決まっていなくていい。

何がしたいかわからなくていい。

ただ、今感じている「違和感」を言葉にしてみるだけで、見えてくるものがあります。

ハローワークには無料で相談できるキャリアコンサルタントがいますし、民間のキャリア相談サービスもあります。

一人で抱え込まずに、話してみてください。

あのとき相談窓口に行った私が、今こうして新しい一歩を踏み出せているように、あなたにも必ず次の道が見つかると思っています。

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